TopレーンがMidレーンに求める事とは?2
おはようございます。
今回の記事は、前回の記事の続き的な立ち位置です。
前回の記事で挙げた3つの要素です。
1.適切なワーディング
2.対面をロームさせないこと
3.正しいタイミングでのローム
前の記事では3つのうち1番目の要素しか触れる事が出来ませんでしたので、本記事では2番目の要素について解説していけたらなと思います。
2.対面をロームさせないこと
正直2と3の優先度のどちらが上か今でも分かっていませんが、暫定的に今はこちらを
2番目とさせて頂きます。
対面をロームさせない事、つまりレーンのコントロールを失わない事です。
では、そもそもレーンのコントロールとは何か。
これは各レーンに共通する事ですが、レーンを押す(ミニオンを処理する)か、
レーンをフリーズするか選べる立場にあるかどうかだと考えます。
単純に対面のchampionとウェーブクリアとの差がありすぎる場合、基本的にはレーンのコントロールは取れません。
そもそもコントロールするべきミニオンが一瞬で処理されてしまう為です。
(最もコントロールを取っているとも言える?)
midは比較的ウェーブクリアができるchampionが行く事が多いですが、分かりやすくクリアが早いと言えばEkkoやTFでしょうか。
特に中盤以降スキルを打つだけで簡単にミニオンが処理できるのでレーン戦そのものが発生しません。
(こいつのが早いぞ!みたいなchampionがいたらごめんなさい)
では前提として、両者が同じ程度のウェーブクリア能力の場合はどこで差がつくのでしょうか。
それはどちらが相手をキル出来るか、だと思います。
それはつまり相手に常にプレッシャーを掛けられる状態です。
そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、
キルできるというのは即ち相手はスキルの範囲に安易に入らないという事で、それはつまり自分の方が早くミニオンに触れるということに繋がります。
つまりよく耳にする『レーンプレッシャー』がより強い方がウェーブを押すか止めるかの権利を持つという事です。
では何故レーンコントロールを得ることがTopレーンの助けになるのでしょうか。
常にレーンのコントロールが取れていて、常に先にプッシュしている場合、対面は任意のタイミングでロームをすることは難しいです。
仮に無理にロームを行った場合、1wave分の経験値とGoldを無駄にすることになります。
成功するかどうか分からないロームに対してその重い代償を支払う必要があるのです。
ですのでレーンのコントロールが取れていない側は、対面がウェーブクリアをするのを待ってからミニオンを処理しなければなりません。
ここで重要なのはmidのウェーブクリアをした後に、自分のレーンでウロウロしているのは1番ダメな事だと言うことです。
折角相手は自分がレーンを押すのを待ってタワー下でミニオンを処理しているのに、肝心のあなたはウロウロしているだけ。
これはレーンのコントロールを取ってはいますが全く活かせていない状態です。
この状態は確かに【2.対面にロームをさせない事】は満たしています。
しかし1番目して欲しい【適切なワーディング】をする時間を得ているにも関わらず、それを行っていないので、あまり良く無い状態だと思います。
Waveを押し付ける、その時間でまずはワード置いたり敵のpinkワードを破壊したりします。
次のWaveでまた押し付けます。
この状態は相手からすれば二択な訳です。
①MiaPingを出して味方がGankを捌いてくれるのを祈りながらミニオンを処理する。
②Waveの経験値とGoldを全て捨てた上に行っているかも分からない相手のロームに対処するために後を追う。
こんな状況に味方のmidがなっていたらTopとしては常に敵midのロームを警戒する必要があり、アグレッシブにレーン戦なんてとても行う事は出来ません。
逆説的に、味方のmidが常にプッシュをしている場合は相手のTopレーナーは常にmidからのGankを警戒する必要があり、アグレッシブにレーン戦を行うことが出来ません。
つまり
レーンのコントロールを取る
↓
Waveのプッシュの権利を得る
↓
相手は常に不利な選択をしなければならない為適切なロームが出来ない
↓
Topはアグレッシブにレーン戦行うことが出来る
こんな感じでしょうか。
もしあなたがTopレーンをやっていて、1Wave毎に敵のTFがUltで飛んでくるかもしれない、と考えながらレーン戦が出来ますか?
確かにWaveのコントロールを捨て、タワー下でCSを取るだけなら安全です。
あなただけは安全です。
その分の負担を他のレーンに押し付けていませんか?
2.対面をロームさせない事
若干ズレた気もしますが伝わりましたでしょうか。
じゃあどうやってレーンのコントロールを取るのかって?
EkkoでQ投げましょう。終わり。